ツヤとカーボンの考察

ブログリンクの方々の間でカーボンに関する話題が上がっていました。ちょうど僕も色々調べていた所で、良い本も発売されていたので僕なりの考察を書いてみようと思います。

まずの4月に発売されたMotorFan illustrated 特別編集「F1のテクノロジー3」 にて、幻と終わったトヨタの2010年マシンの詳細が載っています。マシンの解説も勿論面白いですが、なによりも写真がすごいです、

DSC_4951.jpg

ちょっと怖いですが載せちゃいます。


こういう写真が沢山!

無塗装の部分がほとんどなのでカーボンの繊維まで細かく見ることが出来ます。RB6のフロアに見えたチェッカーフラッグのようなパターンの詳細も初めて見る事が出来ました。
F1モデリングと同じ雑誌サイズにデカデカと写真が掲載されまくってます。
アンダートレイ、アップライト、Fウイング、などとにかく大きな写真が掲載されているので、資料にはとても良いと思います。是非紙で見てほしいです。


またホンダエンジンの詳細写真があるのですが、インジェクション下のラッパ部分までほとんどカーボンです。なんかすごい。


その他色々調べてみましたが、ルノーのファクトリーでR28のモノコックを作っている映像がありました。

スクリーンショット(2011-05-14 2.35.51)
スクリーンショット(2011-05-14 2.34.42)
スクリーンショット(2011-05-14 2.35.15)
スクリーンショット(2011-05-14 2.36.12)

青いシートからはがすとすでにベタベタの状態で、そのまま貼っています。
ここに樹脂成分がもう含まれているのかもしれません。
この後窯に入れているようでした。







次に、2002年にNHKで放送された「NHKスペシャル世界最速の車をつくりだせ」という2002年シーズンのトヨタF1軌跡の番組です。ここでFウイングを製造する様子が撮影されてます。

スクリーンショット(2011-05-14 2.33.16)スクリーンショット(2011-05-14 2.33.24)
スクリーンショット(2011-05-14 2.32.32)


型から取り出してすぐの状態ですが、おっちゃんの顔がパーツに写り込んでいます。
いわゆる「半ツヤ」状態の良いサンプルかも。



カーボンパーツの製造にはドライカーボンとウェットカーボンというの製法があるそうです。

以下wikiより転載


CFRPのうちオートクレーブという加圧可能な窯で焼き固めたものは極めて強靱で、ドライカーボンと呼ばれる。繊維とマトリクス(接着剤)を予め馴染ませてある部材(プリプレグなど)をオートクレーブで焼き固めて生成する。生産工程が完全な手作業となりオートクレーブのような設備が必要で時間もかかるため、コスト高となり量産には向かない。

オートクレーブで焼き固めないものはウエットカーボンと呼ばれ、重量と強度の比はGFRPと同程度に留まるが、安価・軽量で耐久性がよい。




上記を信じるならば紹介した製法はすべてドライカーボンです。
ウェットカーボンはとりあえず除外して、同じドライカーボンでなぜツヤが違うのか?

磨いているのでは?というのがまず一つ。展示用として磨いてあっても不思議ではありません。F1マシンのボディに塗装後バフがけしていましたし。ただし織のデコボコがそのまま表面に出るようなパーツもあり、こういう場合は幾ら磨いてもカーボン層まで削らないとツヤツヤにはならないはず。なので全部同じ材料では無いのではないかと思いました。

つまり「同じドライカーボン用シートでも樹脂(?)の含有量が違う物がある」のではないか?という事です。これは織の大きさにも関係がありそうですが、ある部分に対する強度や重量などの考え方の違いが材料選択の違いとなり、チーム毎の違いに繋がるのではないかと。技術の進歩でも違うかもしれません。

ガチガチのレギュレーションの中でエクストリームな製造をする奴らが、全て画一的な材料と同じ製法で全パーツを作るとは僕には考えられないんですよね。


あ、あくまでもトーシロのとんちんかんかもしれない考察なんで、そこの所ひとつよろしくです。


んじゃ「模型的にはこうした方が良い」なんて事は言いませんし言えません。
みんなで好きにやりましょうw


オチの無い記事ですいませんが、最初の本が紹介したかっただけということで!

ではまた!
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コメント

カーボン再現
ナイトロットさんの所でも書きましたが、DENDOHさんと同じく、なんでも有りにポチですね。

これはもう制作する人のセンスと技術で、如何様にも制作出来ますからね。
今のカーボンデカールでは実車の再現は無理ですから、自分が見た物をいかに再現するかが模型の面白い所かと。
ラグにゃんラグにゃん| 2011.05.14 07時15分 | 編集
Re: カーボン再現
>ラグにゃんさん

「好きにやりましょう」なんて言ったらお叱りを受けそうに思いましたが、ちょっと安心しました。

僕はまだまだ経験が足りないので「こうすると良い」という到達点が見えないですが、僕はこうしてみましたーでいいかなとすごく思います。それっぽさをどう表現するか。今後のラグにゃんさんの製作でどんな表現が出るのか楽しみにしています!
DENDOHDENDOH| 2011.05.14 08時05分 | 編集

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Author : DENDOH

2010年10月にプラモデルの世界へ足を踏み込んだ、テカテカのトーシロモデラーです。表現にセオリーなんていらない。やりたい事をやりたいようにやってしまいますのでよろしくお願いします。
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