【卓上旋盤】ベッドリビルド1

旋盤の土台部分になるベッドの作業に入ります。
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矢印の部分ですね。この部分だけで横幅(旋盤的には縦なんですが)640mm、重量が9kgある大物です。大変な作業になりそうですがこの土台部分を全てバラす機会はあまり無いと思うので隅々までやっておきます。


ちょっと今回写真が多いです。


ひどい状況を克明に。
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キリコのガード固定部分です。多分切削油が溜まって塗膜が弱くなってしまったんじゃないかと。

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モーターの収納部。鋳物の型肌が悪すぎてザラザラです。コンクリートブロックのような感じだと思って下さい。

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隅に関してはもうなんというか...これ錆が浮いているのではなくこれが本体表面です。つまりこちらも鋳物の型の肌が悪いためこうなったのでしょう。

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足部分は完全に錆びています。赤錆色の錆止めとは全く色が違うのがわかるかと。

パテも結構入っていますね、、、
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場所にもよりますが2mm厚くらい入ってます。不要なので全部落としてしまいましょう。

裏側もひどいです。

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ものすごいバリ。

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適当にペイントしているので何も塗られていない部分が錆びてますね。内側の壁も大根おろしが作れるほどザラザラ。

レール部分も
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不必要な塗装が。



さてどうしましょうか。


剥離剤で一気に塗装を剥いでしまってもいいのですが、サイズがでかいので部屋の中では色々不都合があります。
またザラザラの面が多いので結局そこを削らなくてはならず、二度手間なのでザラザラを削ってしまえばそこの塗装を剥いでいけるのでガリガリ削ってしまうことにしました。


ちょっと削っただけでこの状況、、、、

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感覚としてはコンクリートの表面を削り、手で触ってツルツルの手触りにするという途方も無い作業です。
剛性的になるべく削る量を減らしたいのもありますし、粉塵の問題もありグラインダーは厳しいです。リューターで地道にいきましょう、、、




タングステンカーバイトのビットで削っています。動画右下の方に粉塵が溜まっています。つまり、これだけ出てくる暗い表面がザラザラということです。塗装で隠れている部分もものすごいザラザラなのもありますね。

とにかくガンガン進めます。ちょっと写真が多くなったので削り後の写真はまた別の記事にします。





ここでずっと気になっていた「なぜ錆止めの色は錆色なのか」について調べたので書いておきます。

作業していて、というか過去に建築資材を見たりした時にも思ったのですが、なんで錆と区別がつきにくい錆色が錆止めなのか疑問に思っていました。安易ですが錆と違う色の方が錆が出たときに判別しやすくて理にかなっているのに、あえて錆と同じ色にしている意味がわかりません。

これは鉛丹という物の色で、昔はこれが錆止めの主成分であったようです。しかし鉛を多量に含むので現在は使われていないようですが、この時の名残でこれに近い色が錆止めの色となっているようです。現在は僕が使ったグレーやそのまま上塗りを兼ねる様々な色が出ています。

ついでに錆を止めるということですが、単に塗装しただけでは水と酸素が塗膜を通過していまい塗膜の下から錆びるようです。ただしそのままよりは進行具合はとても遅くなるとのこと。これらを遮断する成分を塗る、科学的に錆と結合や変化させて錆自体の性質を変えてしまう、そういった処理が錆止めとなるようです。その他色々な方法や製品があるようですが、錆止め塗料を塗るということに関してはこんな感じのようです。ベッドは再度塗り直しという作業が非常に面倒なので、ガッチリ処理していきたいと思います。

知ったかぶりが長くなったのでこの辺で。

作業はもう終わっているのでまたすぐ続きを書きます。

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プロフィール

DENDOH
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2010年10月にプラモデルの世界へ足を踏み込んだトーシロモデラーです。表現にセオリーなんていらない。時間に縛られず、やりたい事をやりたいようにやってしまいますのでよろしくお願いします。

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